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第四章 第21話 アリシア、賄賂を持って城へ赴く2

Penulis: 奇蹟あい
last update Tanggal publikasi: 2026-08-26 19:21:10

「ソフィーさんの『絶対音感』スキルを使って、良い曲を作りたいって話! お願いしますよー」

 困っているんですよ、わたし!

「そんな話だったわね……。でも私で役に立てることがあるのかしら……」

 自信なさげなソフィーさん。

 まあ、『絶対音感Lv1』だからスキル持ってるよーってだけの状態だし、そんなもんかな。

「わたしも譜面が書けるわけじゃないので、なんとなく文字に起こしてみた音符を見ながら、音楽を聴いてみてほしいんですよ。違和感のある音にチェックをつけるだけでも……」

「違和感ね?」

「変だな、外れてそうだな、っていう感覚的なもので大丈夫です」

「わかったわ。一度やってみるから少し時間をちょうだい」

 ソフィーさんがわたしの書き起こした譜面っぽい紙を受け取ってくれた。

 お願いします。期待してます!

「でも私、楽器の音というのがよくわからないのよね……」

「わたしもこの時代……国で使われている楽器がどんなものかわかってなくて。またガーランド伯爵のところに押しかけてみますかねー。閣下ならそういう伝手もありそう」

 城内に楽団を抱えていなくても、夜会で踊る時には音楽が必要だろうし、何かし
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